―絵のなかのわたし―ちひろの自画像展

期 間 2016年5月25日(水)~8月7日(日)
主 催 ちひろ美術館
第二次世界大戦終結のとき、26歳だったいわさきちひろ。戦後、懸命に自分の生き方を模索していた時期に、ちひろは多くの自画像を描いています。本展では、終戦直後から1950年代半ばまでに描かれた24点の自画像を初めて一堂に展示します。
また、ちひろ自身の投影ともいえる後年の少女像や母親像、自伝的絵本『わたしのえほん』なども展示し、その絵に映し出される彼女の生き方や想いに迫ります。
顔を覆う自画像 1947年頃

戦後の自画像群

ちひろが特に多くの自画像を描いたのは、戦後、画家を志して疎開先の信州から単身上京した1946年、47年にかけてです。鉛筆やコンテの荒々しいタッチで描かれた自画像には、あらたな自分に生まれ変わろうとする気概が感じられます。
愛する人に出会い、結婚してから、自画像は次第に穏やかな表現へと変化していきます。ちひろにとって、自画像は迷いながらも懸命に生きる自己の記録であったのでしょう。
自画像 1947年11月21日

絵のなかのちひろ―少女像、母子像

母親となってからは、息子のスケッチが増えるのに伴い、自画像は次第に少なくなっていきました。しかし、50歳に近くなったころから、子どものころの自身を投影したような少女像が描かれるようになっていきます。「子どもを描いていると、自分の小さいときのことを自分で描いているという感じがします」と、ちひろは語っていました。
一方で、絵のなかの母親の姿にちひろ自身が重なる作品もあります。子どもを愛情で包み、守ろうとする母の姿はちひろの生き方や願いを象徴しています。

―絵のなかのわたし―ちひろの自画像展 関連イベント

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ギャラリートーク

  • 毎月第1・3 土曜日:6/4、6/18、7/2、7/16、8/6
  • 時間:14:00~



松本猛ギャラリートーク

  • 日時:6/5(日)14:00~
  • 講師:松本猛(絵本学会会長・ちひろ美術館常任顧問)



ドキュメンタリー映画「いわさきちひろ27 歳の旅立ち」上映会

  • 日時:6/25(土)16:00~18:00
  • 定員:50名
  • *要申し込み 5/25(水)受付開始



ちひろの水彩技法ワークショップ にじみの缶バッジづくり

  • ちひろが得意とした水彩技法の「にじみ」を体験する人気のワークショップ。今回は「にじみ」の好きな部分を切り抜いて、缶バッジをつくります。
  • 日時:7/29(金)・7/30(土)10:30~  ※所要時間20~30分
  • 対象:5歳以上
  • 定員:各70名(先着順)
  • 参加費:無料(文化庁 平成28年度地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業)
  • *当日申し込み 受付開始10:00~(最終受付15:00)



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