東京開館35周年記念 ピエゾグラフによる「わたしのちひろ」展

期 間 2012年3月1日(木)~5月20日(日)
場 所 展示室4・こどものへや・図書室(3月27日~)
2012年は、ちひろ美術館・東京の開館35周年、安曇野ちひろ美術館の開館15周年にあたります。これを記念して、皆さんからのリクエストで展示作品が決まる「わたしのちひろ」展を両館で開催します。

この展覧会は、2004年にちひろの没後30周年記念展として東京・安曇野のちひろ美術館で開催されて以来、昨年までの間に全国12の美術館で行われてきました。日本全国、そして海外の幅広い年代の方から届いた、思い出に残るちひろの絵や好きな作品へのリクエストは、現在、3万通を超えています。本展では、今回新たにいただいた約1700通を加え、その結果をもとに選出したちひろの絵を、ピエゾグラフ作品*で展示します。

1枚の絵から浮かびあがる、人生の大切な記憶や懐かしい思い出の数々、広がる想像の世界――どうぞ、それぞれの思いのこもったメッセージとともに、ちひろの作品をご覧ください。

チューリップとあかちゃん 1971年 絵をかく女の子1970年 緑の風のなかで 1973年
* ピエゾグラフとは
ちひろ美術館では、現時点でのちひろの作品の色合いや風合いをデジタル情報として保存し、最新技術の「ピエゾグラフ」という方法によるデジタルアーカイブと、「ピエゾグラフ作品」としての複製に取り組んでいます。耐光性のある微小インクドットによる精巧な画像表現は、繊細な水彩画の再現性を飛躍的に高め、明るい光のもとでの絵の鑑賞を可能にしました。

〈東京開館35周年/安曇野開館15周年記念〉
ピエゾグラフによる「わたしのちひろ」展 リクエスト投票結果

今回新たに寄せられた約1700通のリクエストを反映した、投票結果を発表します。
第1位~第5位までの作品は、東京・安曇野両館にて展示予定です。
※原画またはピエゾグラフでの展示となります。原画展示の場合、館内の別の展示室での展示になります。ご了承ください。
「彩葉、生まれてくれてありがとう」。母がいうたびに、あたたかい気持ちになる。幼いころ、この絵の子のように、抱っこされたときみたい。そんな母に、言おうと思いながら言えずにいることがある。この絵をみて、勇気が出てきた。今度の母の日、思い切って言ってみよう。「お母さん、私を生んでくれてありがとう」。
丸山 彩葉(10代 中学生 長野県)母親になり、「抱っこ」と回してくる子どもの手のぬくもりや、澄んだあどけない瞳を知った今、ただやさしいとか、ただ強いだけじゃない、やさしくて強いお母さんになりたいと心から思います。余裕を失くして不安になったり、理想のお母さんにはまだまだ程遠いけど、ちひろさんのこの絵を胸に、また今日もがんばります。佐藤 千草(40代 主婦 神奈川県)
母の日 1972年
赤い毛糸帽の女の子 1972年 十五夜の月 1965年
おつむてんてん 1971年 見つめあうライオンと女の子 1971年

同時開催

安曇野ちひろ美術館での展示詳細はこちら

会期 : 2012年3月1日(木)~5月8日(火)
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