ちひろの白

期 間 2011年10月26日(水)~2012年1月29日(日)
場 所 展示室1・3
ちひろの絵に、必ずといってよいほど使われている色があります。それは、「白」です。どの色とも違和感なく調和する白を効果的に用いることで、色相豊かな画面が生み出されました。 本展では、ちひろの白の表現の巧みさ、美しさに焦点をあてて紹介します。

白抜きのシルエット

にじんだ色のなかに子どもたちのシルエットを白く浮かび上がらせる表現は、ちひろ独特の白の使い方です。白いシルエットが、周囲のにじみ合う色の美しさを引き立て、色にさまざまな意味を持たせています。

白を描く

白い花、子どもたちの白い服、真っ白な雪……ちひろは白の表現が巧みでした。白い紙に白いものをどのように描き出したか、ちひろの技を紹介します。
やぎと男の子 1969年

白の意味

無数のイメージを内包する色といわれる“白”。晩年、ちひろは「単純化していくうちに白紙になってしまう」と語っていたといいます。色を抑えることで、かえって見る人の自由な想像を引き出す白は、限りない広がりを持った無限の色ともいえるでしょう。特に、ちひろの絵のなかで、あかちゃんや子どもの姿を包み込むとき、“白”は純粋、無垢、そして母親の包み込む無償の愛をイメージさせます。
白い毛糸帽の子ども 1970年 蝶とあかちゃん 1971年 クリスマスの詩(うた) 1965年

関連イベント

ギャラリートーク

  • 日 程:11/5(土)・11/19(土)・12/3(土)・12/17(土)・2012年1/7(土)・1/21(土)
  • 時 間:14:00~
  • ※参加自由・無料(入館料のみ)

主な展示作品

出展作品数 53点
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