色とりどりの花と、楽しげに飛ぶ天使たち。この絵は、絵雑誌「こどものせかい」に掲載された文章、「てんとちをつなぐはしご」(蔵冨千鶴子・文)のために描かれました。旧約聖書・創世記に記述のある、天から地上へのはしごを天使が昇り降りするという情景です。段の描かれていないはしごは、チューリップ、スイートピー、ひなげしなど、さまざまな花に彩られて、光の道のよう。透けるような薄い羽を持つ天使たちが、両手を広げたり、追いかけっこのような仕草を見せたりしながら飛ぶ姿を、いきいきととらえています。あたたかな季節の空気が感じられるとともに、天使たちの笑い声も聞こえてくるようです。