屋外に沢山の子どもたちが集まっています。よく見ると、ほとんどの子どもはこちらに背を向けていて、遠景に男の子がひとり、少し緊張した顔で立っています。どうやら皆は、彼を呼んでいるのか、待っているようです。緑色の濃淡と、わずかばかりの白、黄色、青の他は、鉛筆線のみで子どもたちを表現しているこの作品は、最初、まどみちおの詩にちひろが描いたものです。「きみおいで/いっしょに/やまびこ/よぼう/みんなで/よばないと/まねしないんだ/おいで きみ/はやく はやく」今月オープンするトットちゃん広場にも、子どもたちの声がこだまするのでしょうか。