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ちひろ美術館に所蔵されている日本と世界の絵本原画約2万6500点をご紹介します。

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絵本とイラストレーションの歴史

絵本の紹介

ちひろ美術館が原画を所蔵する絵本を数冊ご紹介します。

きょうはみんなでくまがりだ
マイケル・J・ローゼン再話 ヘレンオクセンバリー絵 山口文生訳
出版社評論社出版年1990年
きょうはみんなでくまがりだ

「こわくなんかあるもんか!」と、勇んでクマ狩りに出かけた家族。草原や川や沼地を越えて......ついにクマに出会った家族は?イギリスの子どもの遊び歌をもとにした絵本。

『めぐる月日に』
エリック・バトゥー作 谷内こうた訳
出版社講談社出版年2002年
『めぐる月日に』

1月から12月までの情景を、詩のように短い文と絵でつづった絵本。それぞれの月の雄大な自然と、そのどこかに小さな生き物の営みが描かれている。

『こんにちはトラクター・マクスくん』
ビネッテ・シュレーダー作 矢川澄子訳
出版社岩波書店出版年1973年
『こんにちはトラクター・マクスくん』

お百姓のクラースさんの家に、働き者のトラクターのマクスがやってきた。友達になりたい馬のフロリアンだが、マクスは相手にしてくれない。ふたりの友情が育まれるまでを描いた絵本。

『ねえ、こっちむいて!』
キアラ・ラパッチーニ作 おしばやすじ&ゆみ訳
出版社小学館出版年2000年
『ねえ、こっちむいて!』

働くお母さんとお父さんはいつも大忙し。2人の子どもマチルダとマッテオが呼んでもかまってくれないことはしょっちゅう。そこで兄弟は、両親にふりむいてもらうための作戦をたてる。

『ジョットという名の少年 羊がかなえてくれた夢』
パオロ・グアルニエーリ作 ビンバ・ランドマン絵 せきぐちともこ訳
出版社西村書店出版年
『ジョットという名の少年 羊がかなえてくれた夢』

羊飼いをしていたジョットの夢は、絵描きになることだった。中世のイタリアで活躍し、ルネサンスの礎を築いた画家ジョットの伝説を描いた絵本。ランドマンは、ジョットの時代に隆盛をきわめた卵テンペラで板絵を制作している。

『ブラウンさんのネコ』
スラウォミール・ウォルスキー作 ユゼフ・ヴィルコン絵 いずみちほこ訳
出版社セーラー出版出版年1988年
『ブラウンさんのネコ』

ブラウンさんがいっしょに暮らし始めた小さなネコは、どんどん大きくなって、ある日、本物のトラになってしまう。近所の人に見つからないよう、夜中にトラの散歩に出たブラウンさんは、同じようにトラを連れた人たちに出会う。

ウクライナ民話 『てぶくろ』
エフゲーニー・ラチョフ作 内田莉莎子訳
出版社福音館書店出版年1950年
ウクライナ民話 『てぶくろ』

おじいさんが冬の森で落としてしまったてぶくろに、7匹の動物たち――ねずみ、かえる、うさぎ、おおかみ、きつね、いのしし、くま――が入って住みつく。動物たちはウクライナ地方の民族衣装を着て、個性豊かに描かれている。

『きりのなかのはりねずみ』
ユーリー・ノルシュテイン、セルゲイ・コズロフ作 フランチェスカ・ヤールブソワ 訳 こじまひろこ訳
出版社福音館書店出版年2000年
『きりのなかのはりねずみ』

夜、友達のこぐまのところへ出かける途中、はりねずみは霧のむこうに白い馬を見た。霧のなかへと足を踏み入れると、そこには――。同名のアニメーションをもとにして制作された、ノルシュテイン&ヤールブソワ夫妻の初めての絵本。

『はらぺこあおむし』
エリック・カール作 もりひさし訳
出版社偕成社出版年1976年
『はらぺこあおむし』

卵から孵った青虫がさなぎを経て美しい蝶になるまでの、昆虫の成長をテーマとした絵本。色鮮やかな絵は、着彩された色鮮やかなティッシュペーパーをコラージュして描かれている。

『はなをくんくん』
ルース・クラウス作 マーク・シモント絵 木島始訳
出版社福音館書店出版年1967年
『はなをくんくん』

静かに雪の降る森のなか、体をまるめて冬眠している動物たち。あるとき、動物たちが次々に目を覚まして、鼻をくんくんさせながら駆けだしていく。動物たちが向かう先には......?

『かあさんまだかな』
イ・テジュン作 キム・ドンソン絵 チョン・ミヘ訳
出版社フレーベル館出版年2005年
『かあさんまだかな』

韓国が日本の統治下にあった1930年代の話。坊やは停車場で、「ぼくのかあさんは?」と市電が着くたびに運転手に訪ねる。寒さで鼻を赤くしながら、ただじっとかあさんを待つ、坊やの一途な姿が描かれる。

『かさどろぼう』
シビル・ウェッタシンハ作 いのくまようこ訳
出版社徳間書店出版年2007年(ベネッセ・コーポレーション 1995年)
『かさどろぼう』

初めて街へ出かけたキリ・ママおじさんは、色とりどりの傘に魅せられて、村に持ち帰って自慢しようと買って帰るが、帰り道で盗まれてしまう。何度買っても盗まれるので、キリ・ママは傘泥棒を探そうとする。さて、泥棒の正体は......?

『ぼくのうちはゲル』
ボロルマー・バーサンスレン作 長野ヒデ子訳
出版社石風社出版年2006年
『ぼくのうちはゲル』

遊牧民のジルー一家は、組み立てや解体のしやすいゲルに住んでいて、季節ごとに住む場所を移る。家畜のらくだや、羊たちも一緒だ。幼いジルーの視点からみたモンゴルの四季の移り変わりと、ジルー自身の成長を、生活感豊かに描いた絵本。

『十万本の矢』
唐亜明作 于大武絵
出版社岩波書店出版年1997年
『十万本の矢』

「三国志」より、知恵者といわれる諸葛孔明のエピソードを描いた絵本。蜀の孔明は、魏をやぶるために、呉に協力を願い出る。魏と戦うには矢が足りないので、十万本の矢を十日以内につくってくれと言う呉の軍師・周瑜の無理難題に、三日あれば十分と応えた、孔明の秘策とは......?

『天下一の弓使い』
松本猛作 武建華絵
出版社小学館出版年2005年
『天下一の弓使い』

中国北西部、甘粛省に伝わるユーグ族の民話。娘の婿となりたいものは、とった獲物を持って王宮へ集まるようにとの国王のおふれが出る。天下一の弓使いはだれか?ユーモラスなお姫様争奪戦が展開する。

『セロひきのゴーシュ』
宮沢賢治文 茂田井武絵
出版社福音館書店出版年1966年(「こどものとも」版 1956年)
『セロひきのゴーシュ』

若い頃から宮沢賢治を愛読していた茂田井が病をおして描いた最晩年の絵本。セロが下手なゴーシュは、演奏会を10日後にひかえて、楽長にしかられてばかりいた。夜ごとやってくる動物たちに励まされながら、夜おそくまで練習し、ついに舞台でアンコールの曲を独奏する。

『わたしのワンピース』
西巻茅子・作
出版社こぐま社出版年1969年
『わたしのワンピース』

空から落ちてきた真っ白なきれで、うさぎが作ったワンピース。お花畑を散歩すると花模様に、雨が降ってくると水玉模様に、草原を歩くと草の実模様へとかわっていく。女の子の夢の結晶のような、すてきなワンピースのお話。

『スーホの白い馬』
大塚勇三・再話 赤羽末吉・絵
出版社福音館書店(改訂版)出版年1967年
『スーホの白い馬』

草原に住む羊飼いの少年スーホは、白い子馬を助けて大切に育てる。ある年、スーホと白馬は競馬で一等をとるが、殿様は白馬をとりあげてしまう。モンゴルの民族楽器"馬頭琴"にまつわる民話絵本。

『キャベツくん』
長新太・作
出版社文研出版出版年1980年
『キャベツくん』

はらぺこなブタのおじさんブタヤマさんと、頭がキャベツの少年キャベツくんが、道で出会う。「キャベツ、おまえをたべる!」とつかみかかるブタヤマさんに「ぼくをたべると、キャベツになるよ!」というキャベツくん。とんでもなくナンセンスな絵本。

『にちよういち』
西村繁男・作
出版社童心社出版年1979年
『にちよういち』

四国の高知市、お城に続くフェニックスの並木道に、日曜日になると市がたつ。近くの農家の人たちが野菜や果物を売り、いろいろな店が並ぶ。夏の朝、おばあちゃんとあっちゃんは、暑くならないうちにと日曜市に買い物にでかける。

『いないいないばあ』
松谷みよ子文 瀬川康男絵
出版社童心社出版年1967年
『いないいないばあ』

「にゃあにゃがほらほら いないいない......」と、顔をかくしているねこが、ページをめくると「ばあ」と顔を出す。ねこ、くま、ねずみ、きつね、そして最後にのんちゃんが登場し、「いないいないばあ」。日本で最も愛されているあかちゃん絵本の一冊。