没後10年「長新太の脳内地図」展開催中!

惜しくも、絵本画家・長新太が亡くなって今年で10年になります。
現在、ちひろ美術館・東京では没後10年「長新太の脳内地図」展を開催しています。

会場は2階の展示室2と1階の展示室4に分かれています。
「センスとナンセンス」、「イマジネーション」の2部構成で10のテーマから約150点の作品を紹介しています。

奇想天外な発想で数多くの作品をうみだした長新太の頭のなかを覗いてみたら・・・・・というコンセプトで企画した今回の展覧会。
「ちへいせんのみえるところ」、「巨大な……」、「イカとタコ」、「怪と快」など10のテーマはそれぞれに重なり合う部分もあります。
長さんがつくった巨大な迷路のなかに迷い込むような感覚を展示室で味わってください。

会期末は混雑が予想されますので、ぜひお早目にお越しください。

写真1ポンたろう
ゴムあたまポンたろうが飛んできました!

写真2
巨大なダメタコが描かれている絵巻絵本『びっくり水族館』の原画は3.4mにおよびます。

写真3
未刊行の絵本のダミー本や着想を描きとめた手帳なども展示しています。

(M.H.)

ちひろの庭だより(2015春)

昨日のあたたかさと、今日の強風で
東京の桜は、ピンクの花びらがなくなり、
葉桜となった樹も多いかもしれませんね。

今年のちひろの庭のしだれ桜は、満開になる前に、葉っぱが出てきました。
つぼみと新芽が混在しています。
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今週末が見ごろでしょうか。

パンジー、スノーポール、チューリップ、サクラソウ、クモマソウ、すみれ、デイジー、
甘酸っぱい実をつけるユスラウメの小さな白い花も咲いています。
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「春になって庭に花が咲きだすと、私の心はどうしてこう散漫になるのであろうか。
素どおしのガラス戸から、やわらかい緑や花の色が見えると、もう私は仕事どころではなくなり、すぐ庭にでてしまう。」
(いわさきちひろ「続・わたしのえほん」草稿より 1971年)

ちひろが愛した草花が植えられている「ちひろの庭」。
ちひろを魅了した風情を見にいらっしゃいませんか?

(M.M.)

3/15(日)水彩ワークショップ「にじみのキーホルダー」開催のお知らせ

いわさきちひろの作品はどのように描かれたのでしょう。
ちひろ美術館では、ちひろが得意とした水彩技法の「にじみ」を体験するワークショップを、
年間数回開催しております。 (内容や対象年齢、申込み方法は各回で異なります)

今回、3月15日(日)は、キーホルダーのチャームを作ります。
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3色の絵の具が紙の上にひろがり、にじみあいます。
パレットではなく、紙の上で色をまぜあわせるイメージです。
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絵の具が乾いたら、「にじみスコープ」で好きな部分をさがし・・・
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2か所を丸く切り取ったら、パーツにはめこんで、できあがり、です。
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絵を描くのではなく、技法を体験するものですので、
絵筆を持つなんて数十年ぶり、という大人の方もお気軽にご参加ください。
(対象:5歳以上~大人)

時間、受付等の詳細はこちらをご覧ください→ http://www.chihiro.jp/tokyo/event/2015/0126_1314.html

皆さまのご参加をお待ちしております。
(T.K.)

川村忠晴 -植物の灯り- 開催中

ちひろ美術館・東京では、2014年12月16日(火)より2015年1月31日(土)まで
造形作家・川村忠晴氏の「植物の灯り」の展覧会を開催いたします。
落ち葉や木の実などの植物を使った灯りの作品を手掛ける川村忠晴氏。
彼の作品のひとつひとつからは、自然への敬意や愛情が感じられます。
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夜が長く、寒さが募るこの季節、見ているだけであたたかくなる川村忠晴の植物の灯りを展示します。
信州や都内で作家自らが集めた落ち葉を使った作品です。
灯りのなかに浮かび上がるさまざまな植物の、一期一会の美しさをお楽しみください。
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樹々の葉は、秋になると土に還ることを悟ったかのように美しく色づきます。
僕も歳とともに、おしゃれにきれいに色づけたらと願いつつ、拾い集めた落ち葉に光をまとわせます。                                (川村忠晴)

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作家プロフィール
川村忠晴  Tadaharu Kawamura (1948~)
東京都出身。1972年、和光大学人間関係学科卒業。民放TV局入社。ドラマ演出に携わる。TV局退社後は信州高遠に移住、「春耕雨続」の生活を始める。
1985年、東京に戻り、造形活動を開始。友人らと立ち上げた事務所では、環境保護に関わる多くのイベントなども手がけた。イベントの美術でつくった照明をきっかけに、自然物を使った造形作家として活動を始める。コンサートやアート展の企画、美術演出、制作も多数手掛けている。

<主な展覧会>
「アマゾンシング━川流域のインディオアート展」(渋谷 JMギャラリー)
「Light works展」(益子ギャラリー・スターネット)
「ミュージック・オブ・ガーナ」(御茶ノ水・湯島聖堂)
子供のための工芸教室「ムビリンゴ」(調布)
「川村忠晴―植物の灯り―(2014.9.19~11.30)」(安曇野ちひろ美術館)

(T.K.)

2015年版カレンダー発売中

12月の声を聞いたとたん、冬らしい気温の日が続いています。
2014年も残り数週間となりましたが、皆さま、新しいカレンダーはご用意されましたか?

1976年に誕生したロングセラーを誇る「ちひろカレンダー(大判)」は、ミュージアムショップでもこの時期一番の人気商品です。
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表紙をはじめ、ちひろの絵が作品として大きく鑑賞できる大判カレンダーは、毎年、ちひろの絵の代表作で構成しています。
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表紙+2か月ごと6枚 計7作品が楽しめ、表紙は年間カレンダーとしてもご利用いただけます。

この大判カレンダーには、ちひろの思いを受け継ぐ、子どもたちの幸せや平和を考えるメッセージを載せていますが、ご存知ですか。
第二次世界大戦の頃、いわさきちひろは20代でした。戦争で何の罪もない子どもたちが犠牲になることを目の当たりにしたちひろが描いた子どもたちの愛らしい姿には、ちひろの平和への思いが込められています。

2015年は、日本の戦後70年。もし、ちひろが生きていたら、今の世の中をどのように感じるでしょう。ちひろカレンダーをきっかけに、子どもたちの幸せや未来について、考えてみませんか。

※通信販売(国内発送)をご希望の方は、製造元のいわさきちひろ作品普及会にお申し込みください。
※年内発送の申込みは12/19(金)まで
→ http://www.chihiro-fukyu.co.jp/chihiro/calendar/calender.html

なお、ちひろ美術館のミュージアムショップのご利用には、美術館への入館が必要です。どうぞ展覧会とあわせてお楽しみください。

(T.K.)