いわさきちひろ関連の雑誌のご案内

11月にいわさきちひろに関連した2冊の雑誌が発売されます。

★宝島e-MOOK いわさきちひろ Welcome to CHIHIRO MUSEUM

いわさきちひろを特集した宝島社のブランドムックが
11月6日(水)に発売されます。2冊目となる今回の付録は
『あかいふうせん』の絵をデザインしたがま口ポーチ。
ちひろの物語絵本の魅力の紹介や、安曇野ちひろ美術館の楽しみ方と
周辺ガイド、ちひろの7つの技法の解説など盛りだくさんの内容です。
プレゼントにもどうぞ。
書 名:[e-MOOK]いわさきちひろ Welcome to CHIHIRO MUSEUM
出版社:宝島社
価 格:1470円
発 売:2013年11月6日(水)予定

★大人のスキー 2014 winter

スキーを生涯スポーツとして楽しむ人たちに向けた雑誌『大人のスキー』。
今季の特集は「スキー家族」。巻頭記事に「母いわさきちひろとのスキー」
を掲載。家族とともに雪山とスキーを愛したちひろの想い出を息子の
松本猛がつづっています。表紙はちひろの「スキーをする少年」。
ゲレンデでちひろが描いたスケッチも紹介しています。

書 名:大人のスキー 2014 winter
出版社:実業之日本社 
定 価 1300円
発 売:2013年11月1日

10/26(土)「えほんのじかん」のテーマは「ねこ」

本日のテーマは「ねこ」・・・開催中の展示「長新太」展にちなんだテーマシリーズ5回目の最終回です(明日10/27で展示終了!)。
数日前から台風接近のニュースにドキドキして迎えた本日(10/26)でしたが、雨は降っているものの先週のような暴風雨ではなく、ほっとしました。お蔭で、親子連れの姿が一組、二組と増えて、お子さんを含めて20名の方がご参加くださいました。

未就学のお子さんたちは、おもちゃで遊びながらも、絵本を読む声にちゃんとお耳を傾けてくれていました。最年少の8ヶ月の赤ちゃんも遊んだりハイハイしながら、終始ご機嫌。

ちひろの絵本では『あめのひのおるすばん』を読み、開催中の展示にあわせて絵本づくり秘話と、ちひろと猫についてのエピソードをご紹介しました。

終盤は、かわいい声のリクエストにお応えして『11ぴきのねこ』を読みました。
ベテランの読み手による独特の声のトーンやリズム、間の取り方、ふしまわしで、
絵本のなかの猫たちが本当に楽しげで、生き生きと見えてきます。
小さい子どもたちも絵本の近くに寄ってきて聞き入り、おとなもみんなニコニコ顔でした。
『11ぴきのねこ』 

10/26 えほんのじかん ブックリスト ねこのえほん

次回11月9日(土)のえほんのじかんのテーマは、「秋」です。お楽しみに!
 (M.T.)

10/12(土)「えほんのじかん」のテーマは「ぶた」

今日(10/12)は「ぶた」が活躍する絵本を読みました。開催中の展示「ずっと長さんとともに-長新太が描いた子どもの本-」にちなんだ、長新太の絵本に登場するものから…シリーズ第4弾です。
7ヶ月・8ヶ月の赤ちゃんたちから、園児、小学生までの子どもたちと、親御さんほか、総勢26名が参加してくださいました。
ちひろの絵本『となりにきたこ』を紹介、あわせてちひろの至光社の絵本づくりについてお話ししました。

絵本を読み始めると2歳の女の子が前に出てきて、読み手のひざにぴったりくっついて、絵本を一生懸命見上げて聞き入るかわいい姿に、みんなにっこり。

『きゃべつくん』より

10/12 えほんのじかん ブックリスト ぶたの絵本

次回10/26(土)は、“長新太の絵本に登場するものから…シリーズ”第5弾です。
長新太展も、いよいよ10/27(日)まで!お見逃しなく!
(M.T)

ちひろの庭 2013花便り

3月の「ちひろの庭」にあわせてスタートした2013年、
例年に増して手入れに勤しんだ庭担当スタッフの仕事ぶりに応えるように、
季節ごとに花つきの良い庭となりました。
今年も残り3ヶ月・・・2013年を振り返り、季節ごとのハイライトをご紹介します。


スイセン、クロッカス、ヒヤシンス…。
香りの良い可憐な花々で目覚めたちひろの庭は、けなげに冬を耐えて咲き続けてくれたパンジー、ビオラに加勢するように、ユキヤナギ、レンギョウ、スミレの花のじゅうたん、ワスレナグサ、ハナモモ、ジンチョウゲと次々に花が見頃を迎えました。
あたたかく穏やかな日が続くようになるとチューリップが咲き乱れ、頭上からはちひろの庭の春の花の女王シダレザクラの花枝がたおやかに風に揺れています。
サクラソウ、クモマソウ、デイジー、ガーベラ…、春の庭は華やかです。
ラッパスイセンとヒヤシンス
春の庭
スミレとクモマソウ

初夏
木陰にシャガの白い花がふんわりと咲き始めると日毎に気温があがってゆきます。
マーガレット、ミヤコワスレ、ビョウヤナギ、今年のシャクナゲはそれは見事な花をつけました。めずらしくアケビも可憐な花をたくさん!そしてユスラウメの甘酸っぱい赤い実も熟して、バラ棚が香りの良い花々で覆われました。
やがて梅雨、小さな水滴をいっぱいつけてかすかに揺れるのはユキノシタ、ビロードのようにぽったりとしたクチナシが甘く香り、アジサイが色を深めてゆきます。
シャガ
シャクナゲ
 アケビ


ちひろの庭の夏の色は、サルビアの赤とマリーゴールドの黄色、やがてホウセンカの葉のやわらかな緑と花のやさしいピンクが加わります。
そこにヤブランやギボウシの紫の花茎がすっくと伸びてきて、キキョウの鮮やかな紫、カワラナデシコのはんなりした薄紅色、遅れて咲いたアサガオの花の薄紫が彩りを添えます。
そして夏の日差しを受けて、ネジバナの可憐なピンクの花に今年も会うことができました。
サルビアとマリーゴールド
ホウセンカ
ヤブラン


秋の庭の花は風にそよぐ姿が美しいコスモス、シュウメイギク、ヒガンバナ、シュウカイドウ。
ムラサキシキブの実の紫が濃くなってきて、北からの風に変わり朝晩の気温がひんやりすると、キンモクセイの花のふくよかな香りが漂い始めました。
8月から花をつけ始めたミズヒキは10月の今も見頃、ソヨゴやピラカンサやマンリョウの実が赤くなってきました。
もうスイセンの芽が伸びはじめ、アセビやシャクナゲの花芽がもう枝先についています。
コスモスの庭
キンモクセイ
ムラサキシキブ

今年は季節の移り変わりが例年になく早い気がします。今年の冬は寒さが厳しいとか・・・お庭の冬支度も急ぎましょう。
(M.T.)

9/28(土)「えほんのじかん」のテーマは「月」

9月の2度目の「えほんのじかん」では「月」の絵本を読みました。
現在開催中の「長新太展」にちなんで、
“長新太の絵本に登場するものからシリーズ”の第三弾で「月」にしてみました。
秋晴れの土曜日、朝から白い月が青空にうかんでいます。
先日の美しい中秋の名月をご記憶の方も多いでしょう。
小さいお子さんたちも熱心に絵本に見入っていました。

ちひろの絵本は『となりにきたこ』を読みました。
ちひろも幼い頃、隣家の男の子と垣根越しに遊んでいたそうです。その男の子の家で見た絵雑誌『コドモノクニ』との出会いを、ちひろは次のように記しています。

「…その本は今まで私が家で見ていた本とはまるで違っていた。美しい月見草が夕やみのなかにゆれてにおっているようであった。また大きな三日月が陰の部分をあかくまるく残して、絵本いっぱいにひろがっていた。五色の葉っぱのついた本、虹の橋をこどもたちが ラッパを吹きながら渡っている。見ることや考えることがたくさんあって、夢のようないい気持ちになった。…岡本帰一の絵が好きになり、武井武雄、初山滋の絵の夢にあこがれた。」 (いわさきちひろ 1968年)


いわさきちひろ「十五夜の月」1965年

日暮れが早く、月の輝く時間が長くなる季節・・・絵本のなかの「月」も楽しんでみませんか。(M.T.)

■9/28えほんのじかんブックリスト月の絵本

※次回10/12(土)のテーマは、“長新太の絵本に登場するものからシリーズ”の第四弾です!お楽しみに!