ブランドムック「いわさきちひろ」ついに発売!

書籍や雑誌が売れない、といわれるなか、
ダントツで売り上げを伸ばしているものがあります。
それが、かわいいバッグやポーチなど、びっくりするような豪華な付録がついた女性誌。
書店の店頭などで、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

その付録付き雑誌ブームの火付け役ともいえる
宝島社「ブランドムック」シリーズの最新刊として、
「いわさきちひろ PREMIUM BOOK」が本日(3/30)発売となりました。

ちひろのファンの方も、初めて知った方も、
一緒に楽しめるように工夫された本誌には、美しいカラーページが満載。
画集のように楽しみながら、写真や年譜、ちひろの言葉などから
彼女の人生や生きざまにも触れることができる丁寧なつくりになっています。

そして見逃せないのが、付録!
つややかな厚手のサテン生地にプリントされたあざやかな花柄が、
これからの季節にぴったりです。
サイズはA4がすっぽり入る大きさ。
携帯電話や定期券が入れられる内ポケットもついています。

このバッグが付録について、お値段は1470円(税込)。
永久保存版の1冊、ぜひお手にとってご覧ください。
全国書店のほか、Amazonなどのインターネット書店、
東京・安曇野のちひろ美術館ショップでもお取り扱いしています。 (K.K)

「いわさきちひろ PREMIUM BOOK」、付録バッグについての詳細はこちら  

「ちひろと香月泰男」展 開催中!

当館では、昨年の安曇野ちひろ美術館での展覧会に引き続き、
「ちひろと香月泰男―母のまなざし、父のまなざし」を開催中です。

昨年、生誕100年を迎えた香月泰男(1911~1974年)は、
シベリア抑留での体験を描いた「シベリヤ・シリーズ」で知られる画家です。
家族を愛し、平和をかけがえのないものとして描き続けたちひろと香月。
作風は大きくちがいますが、並んだ作品からは、
ほぼ同じ時代を生きたふたりの画家の共通する思いが見えてきます。
(展覧会の詳細はこちら
安曇野での「ちひろと香月」展とは異なる、ちひろの作品がご覧いただけます。


展示室1は、「母のまなざし、父のまなざし」「戦争」をテーマにした作品が並びます。


“好きなちひろの絵”として常に上位に選ばれる人気の作品、
ちひろの母子像の代表作「母の日」も今回、出品中!
香月泰男の「父と子」(右)と並んで飾られています。


展示室2は、「小さきものへのまなざし」「家族への想い」をテーマにした展示です。
犬や猫、小鳥、虫、季節を彩るさまざまな草花……種類はどのくらいわかるでしょうか?
絵のなかに描かれた「小さきもの」たちに、会いにきてください。
 
ふたりの絵の作品のほかに、香月の手づくりのおもちゃや家族へあてた葉書(複製)、
ちひろが書いた「たけしの子守唄」など、家族への愛情にあふれた資料の数々も。
 
香月泰男の手づくりおもちゃ。
なんともほほえましい「犬の家族」。
子どもを見つめる親のまなざしは、人も犬も同じ?

 
ちひろが息子のために作詞した「たけしの子守唄」

展示室3では、絵本『あかちゃんのくるひ』の原画、
雑誌「ミセス」に連載され後に単行本化された
『育児駆出しの記』のカットを展示しています。

またミュージアムショップでは展示にあわせて出版された
『母のまなざし、父のまなざし―いわさきちひろと香月泰男』を販売中です。
図録として、展覧会の記念にぜひどうぞ!

会期限定で香月泰男の画文集、クリアファイル、ポストカードなども扱っています。
ぜひ、この機会にお求めください。 (Y.M.)

東日本大震災から、もうすぐ1年―
FUKUSHIMA ARTプロジェクトが、ちひろ美術館に!

2011年3月11日の東日本大震災から、まもなく1年がたとうとしています。
ちひろ美術館・東京では、3月1日から25日まで、
福島県いわき市出身の現代美術家・吉田重信さんと
若い有志のアーティストたちが昨年6月に立ち上げた
FUKUSHIMA ARTプロジェクトによる展覧会を開催しています。

「光の鳥」プロジェクトの展示のようすです。
吉田さんがデザインした光の鳥とともに、
福島で子どもたちやお母さん、お父さんが、絵やメッセージを書いたはがき
約840枚が窓いっぱいに展示されています。

はがきには、「がんばろう にっぽん」「子どもの未来は親が守る!!」といったことばが。


「光の鳥」プロジェクトは、昨年は福島県内各地で展開されてきました。
保育園や小中学校に呼びかけて集まったはがきは約4000通。
県内各地で展示されたあと、はがきは宛名の人たちのもとに届けられました。
「福島では、お母さんが子どもを放射能から守りたいと避難し、
お父さんやおじいさん、おばあさんたちと長く離れ離れになってしまう家族もある。
光の鳥のはがきが未来に届くことが、家族の小さな希望になってくれれば」
と、吉田さんはこのプロジェクトにこめた思いを、話してくださいました。
「日本のなかでも福島だけが危険な場所として切り取られてしまっているように感じるが
放射能は決して福島だけの問題ではないことを忘れないでほしい。
今、日本には54基の原発がある。
自分や、自分の子どもの問題として、いっしょに考えてほしい。
それを語りかけるのは、アートの領分かも」・・・とも。

2012年、FUKUSHIMA ARTプロジェクトは、
福島の人たちの生の声を記録した映像作品「IWAKI-心のことだま」も新たに携えて、
東京、京都、大阪など各地をめぐります。
3月11日には、ここちひろ美術館で、吉田さんの「光の鳥」のワークショップや
いわき市放射能市民測定室代表の織田好孝さんによる講演会も開催します。
震災からちょうど1年になるこの日、福島からのメッセージを受け止め、
ともに考えてみませんか。
(F.U.)

3月3日(土)ワークショップ 水彩のにじみでおひなさまのカードをつくろう

ちひろ美術館では、季節に合わせたイベントを随時開催しています。
3月3日は、ひなまつりにちなみ、
「水彩のにじみでおひなさまのカードをつくろう」という
ワークショップを開催しました。

ちひろが水彩絵具でにじませる際は、画用紙を用いましたが、
今回のワークショップでは障子紙を使用。
ご参加のみなさんには、雄雛と雌雛の着物をイメージしながら、
たっぷりの水と水彩絵具でにじみをつくってもらいました。

そのにじみで着物をつくり、折ったり、切ったりしながら、
のりでカードに貼ると……。

世界でたったひとつの「おひなさまのカード」の出来上がりです!

じっくりと集中して取り組んだ4歳の女の子、
「帰宅したら孫に顔を描いて完成してもらうわ」と
表情を描きいれずにお持ち帰りになった女性、
そして予想以上に男性の参加者が多く、陽だまりのなか
もくもくと取り組んでくださり……。
個性的なお雛様がたくさん生まれましたよ。


次回の水彩技法ワークショップは、8/18(土)、8/19(日)に
開催する予定です。どうぞお楽しみに!

(N.Y.)