7/18(月・祝) ベトナムからの学生来館

相変わらず暑く、そして風の強い日。
ベトナムのフエから中学生の女の子2名と高校生の男の子2名が来館しました。

三重県伊勢に6月下旬から35日間の予定で滞在中だそうです。
4人とも日本語を勉強中で、館内の展示を熱心に見学、
図書室でも日本語の絵本に見入っていました。

2008年にいわさきちひろ記念事業団が出版をサポートしたちひろの絵本、
『戦火のなかの子どもたち』と『母さんはおるす』のベトナム語版をお見せしながら、
ちひろが亡くなる直前まで、ベトナム戦争の終結を願って絵本を描いていたこと、
平和と子どものしあわせを願った画家であることなどをお伝えしました。

『戦火のなかの子どもたち』
ベトナム語版


『母さんはおるす』ベトナム語版


また、今年ベトナムで発刊された『窓際のトットちゃん』をお見せすると、
4人とも大変興味を示し、ベトナムに帰ったらぜひ全部読んでみたいと言っていました。

『窓ぎわのトットちゃん』
ベトナム語版

アジア諸国でも、少しずついわさきちひろの翻訳絵本が出版され、
ちひろの世界と出会う子どもや若者が増えていること、とてもうれしく思います。(Y.K.)

涼みにきませんか?

暑い夏がやってまいりました。
みなさま、熱中症対策は万全でしょうか?

ちひろ美術館・東京では、数年前より、
夏になると芝生にスプリンクラーを設置して水やりを行っています。
今年は、設置したその日から可愛いお客様が…・・・。

明るすぎてうまく撮影できませんでしたが、
右奥の緑色のホース先端から、半径3mほどの半円で散水しています。
この女の子は、最初はためらっていたものの、
スプリンクラーのシャワーがすっかり気に入って、その場から動かなくなってしまいました。

今度お越しの際は、ぜひ着替えもお持ちくださいね!

今年は、カフェテラスの軒からも、ミストを出せるホースを設置しました。

スプリンクラー、ミストともに、毎日11時と15時から、それぞれ30分間散水します。
節電の夏。美術館に、涼をとりにいらっしゃいませんか?
お待ちしております。 (N.Y.)

ショップ2011夏のおすすめ

「ちひろが描いた世界の童話」展、「こどもの椅子」展は、もうご覧いただけましたか。
ちひろ美術館・東京のショップから、
開催中の展示や季節にあわせたグッズや絵本をご紹介します。

◆展示にあわせて……
 「ちひろが描いた世界の童話」展にあわせ、
ちひろの童話の絵本をショップ入口付近で紹介しています。

『おやゆびひめ』『にんぎょひめ』『あかいくつ』などの童話絵本、日本の物語『ひさの星』、
ちひろが挿絵を描いた『アンデルセン自伝 ぼくのものがたり』をはじめ、
『ちひろのアンデルセン』(文庫)などの関連書籍もございます。
子どもの頃に読んだ絵本や挿絵に出会えるかもしれません。
ぜひお手にとってみてください。

「ちひろの椅子」展関連では、出品作家のクラフトグッズを
会期中、ショップでもお取り扱いしています。

あかちゃん用の食器のセットや、ストラップ、一輪挿しなど、
暮らしの中でお使いいただける品物が並んでいます。
無垢の木材でつくられた、ひとつひとつ手づくりの繊細であたたかみのある“作品”を、
この機会にぜひお求めください。

◆季節にあわせて・・・
今年は、東京では6月末から早くも猛暑日が続いており、夏の訪れが早いようです。
この5月末刊行の『ちひろ 夏の画集』によって、春夏秋冬シリーズがそろいました。

海辺や夏の花とともにいきいきと遊ぶ子どもたちの絵が満載された、
大切な思い出と新しい魅力がいっぱいの1冊です。
ちひろの心きらめく夏の世界をお楽しみください。

そして、節電が求められているこの夏の一番のおすすめは「扇子」と「ハンカチ」。

ひまわりと子どもたちの絵が華やかな扇子、
ちひろの淡い水彩作品を透明感のある生地に印刷したカラーハンカチ、
ちひろの線画を生かしたモノクロハンカチ。
いずれもご自分づかいはもちろん、季節の贈り物に添えても素敵です。
ちひろと一緒に、地球と人にやさしい夏を過ごしませんか。

また、夏は長いお休みをとる方も多い季節ですよね。
ご親戚やご友人へのちょっとした手土産やプレゼントに、
今春登場の「ブックマーク」(しおり)と「一筆箋」をおすすめします。
他にも、実用的で愛らしい絵柄の文具類をご用意しています。

旧暦では「文月」と呼ばれていた七月。
例年、暑中お見舞いの習慣がない方も、
今年は、大切な人や懐かしい人へ暑中お見舞いを書いてみてはいかがですか。
ぜひ店頭で、100種類を超えるちひろの絵はがきから、
お客様のお気持ちにぴったりの1枚をさがしてみてくださいね。
冷房の助けに扇風機を設置したショップで、皆様のご利用をお待ちしています。(T.K.)

6/25(土)・6/26(日) 「親子でつくろう!子ども椅子」ワークショップ

現在開催中の「こどもの椅子」展の関連イベントとして、
出品作家を講師に「親子でつくろう!子ども椅子」を開催しました。
6月25日(土)、26日(日)の2日間、小学生の親子、
あるいは祖父母とお孫さん、兄弟など、あわせて19組43名の方が参加しました。

25日は、山形英三さんの指導のもと、四角いスツールの木枠に
ペーパーコードのひもを編みこんで、座編み椅子をつくりました。


①編み始め。最初のひもの巻き方や、木枠にくぐらせる順番を間違えないように、
山形さん(写真中央)の手元に注目です。


②パターンを覚えるまでは大人でも大変、集中しないと
編みこんでいく方向を見失いそうです。マンツーマンで丁寧に教えてもらいました。


③ひもを引っ張る力が一定(同じ人)でないと、座面がきれいに仕上がりません。
編み手は子ども中心で、みんながんばりました。


④いよいよ編み終わり。ひもの最後の結び方を教えてもらって完成です。
編み手によって座面の貼り具合もちがいます。
それぞれに、座り心地を確かめていました。

26日は、須藤崇文さんによるプチスツールづくり。
金槌や木槌、ノコギリを使って、脚と座面のパーツを組み上げていく作業です。


①最初に、須藤さん(写真右端)から今日の作業手順とあわせて、
木の性質や工具の使い方を教わりました。


②座面の板に脚を差し込んだら、脚が抜けないように、
上から金槌で木のクサビを打ち込みます。


③脚を一定の高さにそろえるために、ガイドをあてて
慎重にノコギリで水平に切り落としていきます。


④外で天然のオイルを塗り、布で拭きあげて仕上げです。
この作業の前後に、座面の裏に焼きゴテを使って名前や日付を入れました。
なかには似顔絵を描いた子もいて、世界にひとつだけのオリジナル椅子が完成!

日頃、工具を使い慣れていないこともあって、
あちらこちらで親子で奮闘する姿が見られました。
最初は恐る恐るだった子が、最後にはノコギリをしっかりと扱えるようになったりして、
その誇らしく変わっていくようすがとても印象的でした。

ワークショップ終了後、こうした親子参加型のワークショップを
また開催してほしいという声が寄せられました。
機会があれば、いろいろと企画していきたいと思います。
参加者のみなさま、本当にありがとうございました。 (M.Y)