ホジェル・メロ展に寄せられたメッセージをご紹介します!

金木犀の香りが風に漂うころとなりました。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

 

ちひろ美術館で開催中の、

「非戦70年 ちひろ・平和への願い」「旅する芸術家 ホジェル・メロ展」は、

いよいよ会期後半に入りました。

ホジェルメロ展ちらし

当館では、スタッフが開館中に館内を見回るのですが、

その際に点検する「感想ノート」には、いつになく

ブラジルにゆかりのある方からの嬉しい書き込みが目立ちます。

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メロ展感想ノートその3

作品の美しさ、色彩、立体感、また社会に対する視点や

彼の詩情あふれる世界に共感をいただいているようですね。

C

メロ展感想ノートその4

「こんにちは、あなたの素晴らしい絵が大好きです」

「大胆な色使いの作品を眺めていると、ブラジルで過ごした子ども時代を思い出します」などなど。

12.マングローブの男の子たち小  「マングローブの子どもたち」より 2001年

 

13炭売り少年小「炭焼きの少年たち」より  2009年

 

ホジェル・メロ展開催を記念して、会期中、ブラジル国籍をお持ちの方は

受付にて国籍のわかるものをご提示いただくと、ご入館料が無料となります。

また、ご同伴の方は、半額(通常800円→半額400円)でご入館いただけます。

人数制限はありませんので、ぜひこの機会に、原画の美しさを見に

ご来館いただければ幸いです。会期は10月25日(日)まで。(N.Y.)

 

 

 

7/18(月・祝) ベトナムからの学生来館

相変わらず暑く、そして風の強い日。
ベトナムのフエから中学生の女の子2名と高校生の男の子2名が来館しました。

三重県伊勢に6月下旬から35日間の予定で滞在中だそうです。
4人とも日本語を勉強中で、館内の展示を熱心に見学、
図書室でも日本語の絵本に見入っていました。

2008年にいわさきちひろ記念事業団が出版をサポートしたちひろの絵本、
『戦火のなかの子どもたち』と『母さんはおるす』のベトナム語版をお見せしながら、
ちひろが亡くなる直前まで、ベトナム戦争の終結を願って絵本を描いていたこと、
平和と子どものしあわせを願った画家であることなどをお伝えしました。

『戦火のなかの子どもたち』
ベトナム語版


『母さんはおるす』ベトナム語版


また、今年ベトナムで発刊された『窓際のトットちゃん』をお見せすると、
4人とも大変興味を示し、ベトナムに帰ったらぜひ全部読んでみたいと言っていました。

『窓ぎわのトットちゃん』
ベトナム語版

アジア諸国でも、少しずついわさきちひろの翻訳絵本が出版され、
ちひろの世界と出会う子どもや若者が増えていること、とてもうれしく思います。(Y.K.)

3/27(土) ボフダン・ブテンコさん来館!

『しずくのぼうけん』で日本でも親しまれているブテンコさんが
「ポーランドの絵本画家たち」展開催にあわせて来館されました。
日本に来るのは、50歳のころ以来、30年ぶりだそうです。
子どもたちといっしょに絵を描いたり、
展示室でみなさんの質問に答えたり、サイン会をしたりと、
盛りだくさんな一日でしたが、大勢のファンのみなさんに囲まれて、
ブテンコさんも楽しそうでした。

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9/21(月) ベトナム ツーヅー病院からのお客様

安曇野ちひろ美術館副館長の竹迫と、
「きょうされん」(旧称:共同作業所全国連絡会)の方の案内で、
ベトナム・ホーチミンにある、ツーヅー病院平和村の小児科のニイ先生と、
助産婦のチャンさんが来館されました。
ツーヅー病院は、ベトナム戦争中の枯れ葉剤の影響で
結合双生児として生まれたグエン・ドクさんが育った病院としても知られています。

これまで、ちひろ美術館とツーヅー病院の平和村とは、
ちひろのポストカードセットの売り上げの一部を義捐金として届けるなど、交流を重ねてきました。
現在、ツーヅー病院には、ちひろ美術館が寄贈したいわさきちひろの複製画が随所に飾られています。

ニイ先生とチャンさんは、慌しいスケジュールの合間を縫って、
ちひろの原画を是非見たいと、美術館に駆けつけてくれました。
ちょうど今、美術館では、ちひろの平和への願いを形にした画集、
『ちひろ いのちの画集』(講談社)の出版を記念した展覧会を開催しています。
2005年以降、毎年続けてきた交流の結果、昨年ついにベトナム語版が出版された
絵本『かあさんはおるす』と『戦火のなかの子どもたち』の原画も展示中です。
お二人とも、ひとつひとつの絵を細やかに、親しみ深くご覧になっている姿が印象に残りました。

ちひろが亡くなって、35年。
時を経て、ちひろの平和への願いは色褪せることなく、ベトナムの人々の心にもまっすぐに届いています。 (M.H)