「14歳の挑戦」

大町市の仁科台中学校から、職場体験実習に来たH君。珍しく、男子生徒一人の申込みでした。
なぜちひろ美術館を希望したのか、聞いてみたところ、「お父さんが学芸員の仕事をしていたので…」とのこと。小さなころから、お父さんから学芸員の仕事の楽しさを聞いて育ったそうです。嬉しいですね。

美術館での職場体験実習は、受付、ミュージアムショップ、絵本カフェで、お仕事を体験してもらいます。
ミュージアムショップで、ポストカードの補充をしているH君。

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カフェではちょうど団体のオーダーが入り、1時間みっちりお皿洗いをしてくれました!

受付では、富山から来館されたお客さまに、「14歳の挑戦だね。がんばって!」と声をかけていただきました。「14歳の挑戦」、素敵なフレーズ!と思っていたところ、富山県では、中学生の職場体験実習をこのように呼んでいるそうです。

各現場のスタッフからも、「仕事がていねいで、しっかりしてるね!」と、その仕事ぶりへの評価は上々。ご本人は、「照れてしまって、なかなかお客さまと目が合わせられなかった…。」と反省していましたが、生まれて初めての「いらっしゃいませ」ですからね。
充分がんばっていました。
二日間、本当にお疲れさまでした!(R.M)

赤ちゃんと絵本の出会いの場

6月19日、松川村保健センターへ、生後4か月の赤ちゃんに会いに行きました。

村と美術館が協力して行っている「絵本との出会い」事業。
2か月に1度、4か月検診に訪れる赤ちゃんに、絵本のプレゼントをしています。
今回は、20人の赤ちゃん!
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1月から2月生まれの子が多かったのかな?
ねんねでニコニコの子も、うつぶせバタバタが上手な子も、みんなそれぞれ表情が出てきています。
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「コンニチワ!」「よろしくね!」
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絵本を介して、お互いの肌のぬくもりを感じながら、ことばと心を通わす。
そんなかけがえのない親子の時間を持てるように…との想いで始めたこの活動。
今年で12年目になりました。

絵本は、美術館が選んだ赤ちゃん絵本10冊のなかから、1冊選んでもらいます。
「どれがいいかなぁ?」
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今回は、”上のお子さんとも楽しめますよ”とご紹介した、『はなをくんくん』が一番人気。
美術館で行なっている「おはなしの会」についてもお話をすると、「ぜひ行きたいです!」とお声をかけていただきました。

今日お母さんに選んでもらった、1冊の絵本。
これが、絵本との素敵な出会いの、第一歩になりますように…。
(R.M)

100人ワークショップ!

6月の週末、北安曇郡の保育士さんの研修会にお呼びいただいて、「ちひろと信州」のスライドトークと、”にじみ”のカード作りワークショップの出前講座に行ってきました。

参加者は、なんと100人!
こんなに多くのみなさんと、ワークショップをするのは、私も初めて。どんなことになるかと、どきどきしながら、スタッフ3人で会場に向かいました。

ワークショップがはじまると…
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みなさん、躊躇なく、どんどんと手を動かして製作が進みます。
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そうでした、みなさんは、現役の保育士さん!絵の具を使ったり、ハサミで切ったり、ノリで貼ったりは、お手のもの。
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黒のお揃いのポロシャツを着ているのは、松川村の保育士さんたち。
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イケメン保育士さんも?!
彼は、”にじみ”のハートをたくさん切り抜いていました。
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今日お誕生日の娘さんに、と作ったカード。
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このにじみの馬、型抜きではありません!
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最後は、みなさんと完成した作品を持って記念撮影。100人集まると、壮観ですね。
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スライドトークでは、松本や松川村、小谷村など、参加者のみなさんもよく知る地域とちひろの縁をお話ししました。ちひろをより身近に感じていただけたようです。

保育園の子どもたちと一緒に、またぜひ美術館に遊びにいらしてくださいね!

(R.M)

今年も、普及プログラムやってます♪ らんたんづくりのお手伝いにも行きました♪

やっと日差しに春を感じる今日この頃です。
さて、当館では、今年も、ちひろの水彩技法体験をはじめ、教育普及プログラム*を行っております。先日は、岐阜県から保育士のみなさんが研修でいらしてくださいました。今回は、にじみのカードをつくって、フレームへ入れて完成、というプログラム。みなさんの素敵な作品に、「さすが!」と思った美術館スタッフでした。


最後に全員で記念撮影。

ご来館ありがとうございました。 

また、去る29日には、お隣のすずむし荘さん開催の「にじみのらんたんづくり」のお手伝いに。

このらんたんは、もともとは松川村地域活動支援センターのみなさんによるもので、昨年の夕暮れミュージアムでは、夜の美術館を美しく飾りました。今回は、すずむし荘にご宿泊の方や近隣の方が参加され、みなさんで楽しく制作をしました。

「ちひろの水彩技法」が、いろいろなかたちになって広がっていくこと、とてもうれしく思ったひとときでした。
4月の安曇野は、気候もよく、ゆっくり、のんびり美術館を楽しむおすすめの季節です。4月19日(土)には、16回目の開館記念日をむかえます。
そして、翌4月20日(日)には、「絵本になった!『窓ぎわのトットちゃん』」展に関連し、朗読会を開催します。ご来館、ご参加をお待ちしております!(A.Y)

*プログラムの詳細は、当館HP「学ぶ・楽しむ」ページの「教育普及プログラム」へ 
イベント開催日やGW、夏休み期間など、受入れが難しいこともございます。
ご希望日時の1ヶ月前までに、当館教育普及担当へご相談ください。

今年も開館最終日を迎えました。

11月30日、今年の安曇野ちひろ美術館開館最終日は、とてもよい天気に恵まれ、美術館日和の一日でした。

ちひろの水彩にじみワークショップ秋の巻②にも、たくさんの方が参加してくださいました。


(今回は、秋のしおりづくりでした。) 

12月1日より、冬期休館です。今年もみなさまに支えられ、無事に開館を終えることができました。ありがとうございます。2014年は、ちひろ没後40年の年。来年も、いろいろな展示やイベントを企画し、みなさまをお待ちしております!

(A.Y)

ちひろの水彩技法ワークショップ 秋の巻

6月に行い、好評だったちひろの水彩技法ワークショップを「秋の巻」と題し、11月17日に開催しました。今回は、「秋のカードをつくろう」です。にじみをつくったあと、葉っぱやミノムシ、お月見と、それぞれの「秋」をカードにしました。

「秋の巻」は、11月30日(土)にも開催します。次回は、「しおりをつくろう」です。そして30日は、安曇野ちひろ美術館の今年の開館最終日。展覧会はもちろんですが、ワークショップに参加したり、カフェでくつろいだり、絵本の部屋で読書を楽しんだり、晩秋の安曇野の景色を眺めつつ公園を散策したり……、今年最後の美術館の1日をゆっくり、のんびり、満喫しにぜひいらしてください。

(A.Y)

パツォウスカー探検ツアー!

地元・松川中学生が案内役となって、開催中の「企画展 色の音 紙の詩 クヴィエタ・パツォウスカー展」を紹介する「パツォウスカー探検ツアー」。
普段は見ることができない美術館の裏側も探検できると好評です。
(8/17(土)まで開催中)

案内役となる中学生は、事前に研修を受けて
パツォウスカーやその作品について学びました。

学芸員の説明に真剣に耳を傾け、メモをとります。

作品の魅力を体感も。

そして迎えた本番。
中学生が、展示のみどころや作品の魅力をわかりやすくお話します。

ワークショップで体験できる「サイ」のコラージュの元になった、
絵本の原画を鑑賞。
“どのサイが好き?”という中学生の問いかけに会話が弾みます。

パツォウスカー作品の魅力のひとつ、「色」の説明では、
作品の拡大パネルを使って、ピエロの帽子を着せ替えます。
帽子の色が変わると、全体の印象も変わることを実感。

作品には、さまざまな素材が使われています。
写真の作品には、何が使われているでしょうか。

(答え:麻ひもや竹、和紙など)

そして、普段は見ることのできない、美術館のバックヤードも見学します。

最後は、安曇野ちひろ公園にある作品を鑑賞。

知って楽しいことがたくさんのツアーです。クイズもありますよ。
ぜひご参加ください!

(E.T)

夏休み体験コーナーがはじまりました!

地元・松川中学生のサポートによる、夏休み体験コーナーがはじまっています。
期間は、7/27(土)~8/17(土)まで。
ちひろとパツォウスカー2人の技法を体験する「ちひろワークショップ」「パツォウスカーワークショップ」を開催中です。

「ちひろワークショップ」では、水彩絵の具による「にじみ」と「白抜き」技法を体験し、
カードをつくります。

まずは、中学生から説明を聞きながら、ちひろの絵をにじみスコープで観察!

次に、「にじみ」と「白抜き」を体験します。

とてもきれいな「にじみ」と「白抜き」ができました。

乾かしたら、台紙に貼り付け完成です!

「パツォウスカーワークショップ」では、
パツォウスカー絵本の中から、「紙の町」と「サイ」をつくります。

こちらは、「紙の町」の制作風景。
パツォウスカーの「紙の彫刻」のような紙の家をつくります。

紙の家が集まると、紙の町ができます!

「サイ」はこちら。
さまざまな紙を「サイ」の台紙に貼り付けて、自分だけの「サイ」をつくります。

オリジナリティあふれる「サイ」ができました!

子どもからおとなまで楽しめるワークショップです。
夏休み、ぜひ作品をつくりに美術館へおこしください!

(E.T)