ちひろ美術館では、作品の画像とともに紹介する展覧会の見どころや、活動報告、また、講演会やコンサートなどのイベントのご案内等さまざまな情報をお伝えする「ちひろ美術館・友の会通信」(年5回 A4冊子・6ページ)を、東京館、安曇野館にてそれぞれ発行しております。
このたび、下記から、PDF形式でダウンロードしていただけるようになりました。是非ご覧下さい。
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◆表紙の作品
いわさきちひろ
母の日 1972年
ちひろは「(小さい子どもが)ターッと走ってきてパタッと飛びついてくるでしょ、あの感じなんてすてきです。」と語っていますが、この絵はまさに、幼い子がカーネーションを渡そうと、お母さんに抱きついてきた感じが見事に表現されています。子どものやわらかな頬の感触、しがみついてくる小さな手の圧力、はずむような息づかいまでが感じられるようです。母親は後ろ姿で描かれていますが、やさしい表情を想像することもできるでしょう。こんな風に子どもを抱きしめたことがある人は、自らの実感がよみがえるかもしれません。子どもを包み込む淡いピンクの色調が、やさしい母性を象徴しているようです。

