ちひろ没後40年
ちひろの歩み -平和を願い子どもを描き続けた画家-

期 間 2014年7月25日(金)~9月16日(火)
場 所 展示室1,2
青春時代を第二次世界大戦の戦時下に過ごし、戦後は画家として、またひとりの母親として、平和への願いを描き続けたいわさきちひろ。本展では、画家を目指して模索した20代のころの初期素描や、両親ゆかりの信州でのスケッチ、広島で被爆した子どもたちの手記に絵をつけた平和の絵本『わたしがちいさかったときに』(童心社)や生命感あふれる子どもたちの姿を描いた代表作などを展示し、ちひろの人生の歩みとともに、その作品に込められた思いを浮き彫りにします。

ちひろの画業-初期素描から代表作まで-

疎開先であった両親の出身地・長野県松本市で敗戦後の日々を過ごしていたちひろは、画家を目指して27歳で上京します。絵の修練に励んだ20代のデッサンから、童画家としての地位を確立し、絵本作家として新たな表現の可能性を追求した至光社の絵本シリーズ『ぽちのきたうみ』、平和への思いを込めて描いた『わたしがちいさかったときに』など展示し、ちひろの全画業をたどります。

海とふたりの子ども『ぽちのきたうみ』(至光社)より 1973年 死んだ子どもを抱く目の見えなくなった母親『わたしがちいさかったときに』(童心社)より 1967年

ちひろと戦争-両親と戦争の関わり、ちひろの人生に与えた影響-

陸軍の建築技師だった父・正勝、教育者であり、後に大日本連合女子青年団の主事として「大陸の花嫁」を送り出した母・文江。その両親に庇護されて恵まれた少女時代を過ごしたちひろが、戦局厳しい満州からの引き上げや戦後の両親の公職追放を経て、画家として自立への道を歩むまでを、写真や日記「草穂」などの資料、スケッチで紹介します。
信州の父母
昭和天皇即位の記念式典に出席した両親の記念に(ちひろ9歳)

引き継がれる平和への願い

「世界中の子ども みんなに 平和としあわせを」と願ったちひろ。その平和への思いは、没後40年を経た今も、絵を通してさまざまな形で引き継がれています。



出展作品数:約70点

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ギャラリートーク

  • 日程:7/26(土)、8/9(土)、8/23(土)、9/13(土)
  • 時間:14:00~14:30
  • 申込:参加自由(事前申込み不要)
  • 料金:無料(入館料別)



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