<企画展>手から手へ展
 -絵本作家から子どもたちへ 3.11後のメッセージ-

主 催 手から手へ実行委員会、ちひろ美術館
共 催 (一社)日本国際児童図書評議会(JBBY)、中日新聞社
後 援 絵本学会、こどもの本WAVE、(公社)全国学校図書館協議会、日本児童図書出版協会、(社)日本図書館協会、スロバキア共和国大使館、スロバキア郵政
期 間 2013年3月1日(金)~5月7日(火)
場 所 展示室4
2011年3月11日の東日本大震災の後、スロバキア在住の絵本作家・降矢奈々の呼びかけから広がった「手から手へ展」。「3.11後の世界から私たちの未来を考える」というテーマで子どもの本に関わる仲間たちに作品を募り、震災の一年後の2012年3月に、56名の有志が参加して、イタリア・ボローニャの子どもの本の見本市の公式イベントとして最初の展覧会が開催されました。以後、ブラティスラバ、ワルシャワ、アムステルダム、コペンハーゲンへと巡回し、世界の人々に作家たちの想いを届けてきました。 この展覧会が、当館での展覧会を皮切りに、2013年から日本で巡回されます。海外で巡回してきた作品に日本の絵本作家たちの新たな作品も加わり、出品作は7カ国110名による約160点にのぼります。子どもに向き合う絵本の作家たちが、3.11を忘れないために、また未来を生きる子どもたちへの想いを込めて描いた作品をご覧ください。
2011年3月11日、M9の強大な地震が日本を襲いました。それにより発生した大津波が東日本の太平洋沿岸地域に壊滅的な被害をもたらし、さらに追い討ちをかけるように“福島第一原発”が重大な事故を起こしました。放射能は大気中、海洋へと漏れ出し、今もなお事故収束には程遠い状況です。津波被災地の復興と放射能汚染地域の除染は、日本にとってできるだけ早く解決すべき課題です。しかし、原発事故後時間が経てば経つほど、放射能汚染の除染の困難さが、普通の日本人の目にも明らかになってきました。子どもは放射線の影響を大人より強く受けます。子どもを持ったお母さんや若い女性の不安は甚大です。このような状況の中、アートに何か手助けができるでしょうか。生きることで精一杯の人々にとって、アートなど役立たずでしかないのでしょうか。アートに何ができるのか……。(中略)今この時、私たちアーチストができることのひとつ。私たちの発するメッセージが観客の方々に届き、それが人々の手から手へと伝わり世界に広がっていくことを願い、この展覧会に「手から手へ」と名づけました。降矢奈々(絵本作家「手から手へ展」主催者代表)*	「手から手へ 2011年3月11日 震災後のメッセージ」カタログ序文より
アレックス・デ・ウォルフ (オランダ) 嘘か真か 2012年
スズキコージ ドラゴンを退治する聖ゲオルギオス 2012年
スズキコージ ドラゴンを退治する聖ゲオルギオス 2012年

展示品数 160点

〈出展作家〉

あおきひろえ、青山友美、あべ弘士、荒井良二、アンヴィル奈宝子、飯野和好、石井聖岳、石田菜々子、市居みか、伊藤秀男、いとうひろし、いまいあやの、いまきみち、いわむらかずお、植田真、おーなり由子、大畑いくの、岡田千晶、おくはらゆめ、梶浦聖子、片山健、かとうまふみ、きたむらさとし、きたやまようこ、久保貴之、黒田征太郎、小柏香、児島なおみ、小林敏也、こみねゆら、酒井駒子、坂田季代子、ささめやゆき、篠原晴美、スズキコージ、そのだえり、瀧根進史、武田美穂、高畠純、高畠那生、田島征三、田島征彦、たしろちさと、田畑精一、たなか鮎子、田中清代、垂石眞子、たんじあきこ、tupera tupera(亀山達矢・中川敦子)、出久根育、どいかや、洞野志保、長野ヒデ子、西村繁男、のだよしこ、長谷川義史、はたこうしろう、浜田桂子、早川純子、ふしはらのじこ、藤本将、降矢奈々、降矢洋子、堀川理万子、松成真理子、松本春野、三浦太郎、宮沢ゆかり、村上康成、八木民子、山内ふじ江、山田真奈未、山福朱実、山本孝、和歌山静子、渡辺美智雄、渡邊智子、内田麟太郎、木坂涼、富安陽子(日本)
イゴル・ピアチカ、カタリーナ・スラニンコヴァー、ジョルト・ルカーチ、ダーヴィト・ウルシニ、ノエーミ・ラーツォヴァー、ペテル・ウフナール、ペテル・ソイカ、マルティナ・マトロヴィチョヴァー、マレク・オルマンジーク、ミロスラウ・レギトコ、ユライ・マルチシュカ、ユーリア・ピアチコヴァー、リュボスラウ・パリョ(スロバキア)
ヴァレリア・ヴァレンツァ、ヴィットリア・ファッキーニ、ダヴィデ・ロンガレッティ&田隅真由子、フィリップ・ジョルダーノ(イタリア)
ミヒャエル・ゾーヴァ(ドイツ)
クラース・フェルプランケ、トム・スコーンオーヘ、ヒド・ファン・ヘネヒテン(ベルギー)
アレックス・デ・ウォルフ、イヴォンヌ・ヤハテンベルフ、ハリエット・ヴァン・レーク、ヒッテ・スペー、ヨーケ・ファン・レーウェン、ワウター・ヴァン・レーク(オランダ)
アーサー・ビナード(アメリカ)

関連イベント

出展作家によるワークショップ

Ⅰ、きてきての木

  • 日 時:3月31日(日)10:00~11:30
  • 講 師:早川純子、坂田季代子、山福朱実、そのだえり ほか
  • 対 象:はさみが使える人 ※幼児は保護者といっしょにご参加ください。
  • ※申込予約制
  • 詳しくはこちら

Ⅱ、HANDMADE(手でつくる)

  • 日 時:4月14日(日)  (1)10:00~12:00  (2)14:00~16:00
  • 講 師:アレックス・デ・ウォルフ(オランダの絵本作家)
  • ※申込予約制
  • 詳しくはこちら

ギャラリートーク

  • 展示室で作品を見ながら、担当学芸員が展示会の見どころなどをお話しします。
  • 日 程:3/9(土)、3/23(土)、4/13(土)、4/27(土)
  • 時 間:14:30~15:00
  • 申 込 : 参加自由(事前申し込み不要)
  • 料 金 : 無料(入館料別)

関連展示

  • 2013年5月22日(水)~8月4日(日) ちひろ美術館・東京
  • 2013年8月24日(土)~10月6日(日) 平田本陣記念館(島根)
  • 2014年3月1日(土)~5月11日(日) 京都国際マンガミュージアム(京都)・・・ほか巡回予定
  • 「手から手へ展」公式サイト
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