高橋和真(かずま) パッケージクラフト展

期 間 2012年7月13日(金)~9月18日(火)
会 場 多目的ギャラリー ほか
企画・協力 桜華書林
パッケージクラフトという独自の世界を編み出し、活躍中の高橋和真の展示を開催します。

パッケージクラフトとは高橋の造語で、身近にある菓子や飲料などの空き箱=パッケージを材料に使ったペーパークラフトのことです。可能な限り1箱を使いきる、箱の表面にあるデザインや文字も生かし、文字は途中で切断しない、など自ら設定したいくつかのルールに基づいてつくられたその作品は、造形の美しさや発想のおもしろさで、見るものを魅了します。
紙を使った工作が幼いころから好きだったという高橋は、大学時代、何かになるかもしれないと捨てずに取っておいた甘酒の箱で、最初の作品をつくります。以来15年間、グループ展や個展に出品し、ワークショップなどを行いながら現在にいたるまで、約300点の作品を生み出してきました。パッケージクラフトのおもしろさにとりつかれ、新たなジャンルを構築しつつある高橋の作品の発展が更に期待されます。

本展では、彼の作品のなかから、「昆虫」「動物」「ロボット」「乗り物や建物」をテーマに約70点を選んで展示します。

何をつくるか決めてから、箱を見ていくという高橋は、まず、完成したイメージ(たとえばウサギ)をスケッチしながら形を考え、次にパッケージ(またはそのコピー)を分解して試作品に取り掛かり、試行錯誤しながら図面を作成します。本展では、作品制作のプロセスである制作スケッチや図面、試作品なども展示します。

父親が飲んだウィスキーの箱で年賀状に載せる馬を作った高橋は、後日、同じ箱をたくさん入手できたことがきっかけで、干支シリーズを手がけます。そのひとつであるウサギは、胴体の丸みのリアルさと、金属の甲冑を身につけたような不思議な外観で、印象に残る作品です。
リーガルラビット 2011年
「きっちり図面分けできるデザインの箱はロボットになることが多い」という高橋は、さまざまなユーモラスなロボットも手がけています。代表作のひとつであり、作者が最も好きな作品と語る「ポカリロボ」は、文字がロボットの目に変身。パッケージのデザインの変更とともに、少しずつロボたちも外観を変えていきます。
普段注目されることのない、パッケージを斬新な視点で捉えた作品の数々をお楽しみください。


展示品数 約70点
ポカリロボⅣ 2009年

関連イベント

ギャラリートーク

  • 日 時:7/14(土)、9/9(日)
  • 時 間:14:30~15:00
  • 申 込:参加自由
  • 料 金:無料(入館料のみ)

パッケージクラフトワークショップ

  • 日 時:7/15(日)、9/9(日)
  • 時 間:10:00~12:00
  • 申 込:事前申し込み制(HP・電話にて受付)
  • 料 金:材料費のみ(入館料別)
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