ちひろの昭和――なつかしの日々

  • 期間:2010年10月1日(金)~12月19日(日)
  • 場所:展示室1
「どんどん経済が成長してきた代償に、人間は心の豊かさをだんだん失ってしまうんじゃないかと思います。(中略)私は私の絵本のなかで、いまの日本から失われたいろいろなやさしさや、美しさを描こうと思っています。それをこどもたちに送るのが私の生きがいです。」

いわさきちひろ 1972年
ちひろが生きた昭和の時代。どこかなつかしくて、あたたかく、今よりもっとゆっくりとした時間が流れていました。本展では、ちひろが1950年代から60年代中ごろまでに描いた、月刊絵雑誌「チャイルドブック」「キンダーブック」「こどものせかい」のための作品や、当時の幼稚園の子どもたちの生活を描いた絵本『みんなでしようよ』のための作品などを展示します。また、アンデルセンなどの童話全集のために描かれた作品も、資料とあわせて紹介します。また、新収蔵品の紙芝居『雪の女王』(1954年)の原画を初公開します。

多目的ギャラリーでは、ちひろが初めて建てた下石神井のちいさな家のなかの復元アトリエや、ちひろが着ていたレトロでおしゃれな洋服たちを特別展示します。
『あいうえおの本』より<br />「ざ・じ・ず・ぜ・ぞ」 1960年 『おにたのぼうし』より 1969年 楽器を鳴らす子どもたち 1957年

主な展示作品

出品点数:約50点

  • 指人形であそぶ子どもたち 1966年
  • おやつのじかん 1962年
  • おもちつき風景 1959年
  • 『あいうえおの本』(童心社)より 1960年
  • 『おにたのぼうし』(ポプラ社)より 1969年など

関連企画・イベント

ギャラリートーク

会期中毎週土日 14:00~ (10/3を除く)
いずれも参加自由、参加無料(入館料のみ)
ままごと 1959年
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