安曇野まつかわサマースクール

2011年7月30日(土)・31日(日)

主催:安曇野まつかわサマースクール実行委員会
共催:松川村、武蔵野美術大学芸術文化学科、安曇野ちひろ美術館、安曇野アートライン推進協議会


武蔵野美術大学の現役学生と卒業生のそれぞれの企画により、安曇野まつかわサマースクールが開催されました。


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7月30日(土) めぐるぐるぐるおいしい記憶
初日は、学生企画のワークショップです。テーマは、松川村の伝統的な行事食。参加者は、四季のグループに分かれ、春のやしょうま*1、お盆のいご*2など、季節の行事食を工作でつくりました。村のお母さんたちに話を聞いて、その行事食の材料を推測したりしながら、座卓に見立てた紙の土台に、描いたり、切ったり、工夫をこらした食卓ができあがりました。参加者になじみのないものも多く、互いの食卓を訪問し、みな「あれは何?これは?」と興味津々。地元の農産物や食文化を知ることで、自分たちの地域について興味を持つきっかけとなりました。家族で食卓を囲み、次の世代に食の記憶を伝える大切さを感じた1日でした。
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*1 米粉を材料にした美しい模様が特徴の食べ物。
*2 いご草という海藻をじっくり煮てとかし、固めたもの。寒天のような食感。

7月31日(日) 10年記念ワークショップ 松川のよいとこあふれる575
2日目は、学生時代にサマースクールに関わった卒業生による10年記念のワークショップ。「しっとり」「さらさら」といったキーワードで色を探したり、音に耳をすませたり、窓に貼った透明シートに風景をペンでなぞったりと松川村を五感で感じる活動の後、参加者は感じたことを五七五の言葉で表現します。 「たくさんの みどりのぶどう さらさらだ」「ふさふさの まるい木みえた 山がみえた」など、できた五七五を最後にカードに仕上げました。参加者は、松川村のよいところをたくさん見つけることができました。 来年、10周年を迎えるサマースクール。松川村、武蔵野美術大学、美術館の3者のつながりは、少しずつ、しかし、確かに深まってきました。学生が村の施設に宿泊させてもらったり、地元の方との会話のなかで、松川村ならではの「農業」「食」等のテーマを思いついたり、毎年、活動や交流の幅が広がっていることを感じます。夏のワークショップだけでなく、来年は大学のオープンキャンパスに村からの参加も企画されており、今後もさまざまな発展の可能性のある活動です。
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(柳川あずさ)

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